ガルヴォルスFate 第5話「科せられた運命」

 

 

 突然変身してしまった怪物の姿。それは同属の間では「フェイト」と称されていることを、由記は聞かされた。

「フェイト・・血塗られた運命・・・!?」

「そうだ。お前はフェイト。運命の名を持つお前は、決して逃れることのできない運命を背負っているのだ。」

 当惑を見せる由記に、男は淡々と告げる。

「私は・・フェイト・・・」

「フェイトとして覚醒した者は、この世界から完全に隔離された存在。お前の意思に関係なく、運命の覚醒を果たしたために、お前はオレたちからも人間からも妬まれるのだ。」

 困惑していたところへさらに追い討ちをかけられる形となり、由記は愕然となるばかりだった。

「由記!」

 そこへ黎利が駆け込み、男がゆっくりと振り向いてきた。

「由記、大丈夫!?何もされてない!?」

「先輩・・はい、大丈夫です!」

 黎利の呼びかけに由記が答える。男は態度を変えずに由記と黎利を見据えている。

「今、ちはやが誰か呼んでくれてるはずだから・・・!」

 黎利の言葉に由記は安堵の笑みを作る。しかし男を眼前にして、彼女たちは気を緩めない。

「今回はここで引くとしよう。お前はこれから、痛烈な迫害を受けることになるだろう・・」

 男はそれを告げると、視線を由記から黎利に移す。

「女、そこの女に深く関わらないほうが身のためだ。最も、覚悟を決めているなら構わんが。」

「あなたに言われるまでもないわ。私は関わるところまで関わってしまったんだから。由記のために、私はもう引き下がるつもりはないわ。」

 自分の決意を男に見せ付ける黎利。男は顔色を変えずに、黎利の心境を悟る。

「それもまた運命か・・その運命が、常に死と隣り合わせであることを肝に銘じておけ。」

 男は言い終わると再び怪物へと姿を変え、飛翔して飛び去っていった。怪物になろうとしていた由記だが、あえてそれを踏みとどまった。

 張り詰めた緊迫から解放されたような感覚にさいなまれながら、由記は黎利に振り向いた。

「先輩・・・本当にすみません・・・」

 由記が物悲しい笑みを浮かべると、黎利は気さくな笑みを見せる。

「何言ってるのよ。たとえあなたが何になっても、由記はあくまで由記なんでしょ?」

 黎利はそう告げると、戸惑いを浮かべている由記を優しく抱きとめた。

「あなたは南城由記。それ以外の何者でもないのよ。」

「先輩・・・」

 黎利の思いに由記は心から喜び、涙をこぼした。黎利はそんな由記の頭を優しく撫でた。

「キャアッ!」

 そのとき、由記はちはやの声を耳にして眼を見開いた。怪物になったことで五感の研ぎ澄まされた彼女の鋭い聴覚が、遠くにいるちはやの悲鳴を捉えたのだ。

「どうしたの、由記・・・?」

「ちはやが・・・ちはやが危ない!」

 きょとんとしながら問いかける黎利に構わずに、由記が血相を変えて駆け出した。黎利もただ事でないと察して由記を追いかけた。

 

 黎利の指示を受けて、ちはやは助けを呼ぶために一路、寮へと向かっていた。だが寮に向かう道の途中、彼女の前に1人の青年が立ちはだかった。

「あ、あの、ちょっと助けてほしいんですけど・・!」

 ちはやは慌てふためいた様子のまま、青年に助けを求める。すると青年はちはやに微笑みかける。

「この時間ならすぐに見つからないと思っていましたが、案外すぐに見つかってしまったようですね。」

 青年が口にした言葉にちはやが眉をひそめる。彼女の反応を気に留めず、青年はひとつの宝石を取り出した。

「君を宝石に入れたら、どんな輝きを持つことか。」

 笑みを強める青年の顔に紋様が浮かび上がり、異様な姿の怪物へと変化する。頭部、両肩など、様々な部位に硬さを連想させる突起物が小さく突き出ていた。

「あ、あいつらの仲間・・!?」

 ちはやが驚愕すると、怪物は持っていた宝石に意識を傾ける。すると宝石に光が宿り、ちはやに向けて放たれる。

 そのまぶしさを両腕でさえぎろうとするちはや。しかし彼女の姿が光とともに消失した。

 怪物は持っていた宝石を握りなおした。その宝石の中には、ちはやが眠るように封じ込められていた。

「女学生の制服姿というのは実にかわいらしい。美とは微妙に違った高揚感を感じてきますね・・・」

 青年が怪物のまま、宝石の中のちはやを見て笑みをこぼす。

「ただ1人だけでは物足りませんね。近くを探せばもう1人ぐらいいますかな?」

 青年は次の標的を求めて周囲をうかがった。するとそこへ、ちはやの悲鳴を聞きつけて由記が駆けつけてきた。

「どうやら要らぬ心配だったようでしたね。」

 淡々と呟く青年の前に由記が立ち止まる。遅れて黎利もたどり着いてきた。

「あなた・・・ちはやは・・ちはやはどこ!?」

 由記が怪物の姿の青年を見据えて声をかける。すると青年は由記に大しても微笑みかける。

「もしかして、君はこの女子の友人ですか?」

 青年は淡々とした口調で語りかけ、由記の持っていた宝石を見せる。その中のちはやの姿を見て由記は愕然となる。

「ちはや!」

「もしかしてこれは・・あなたの仕業なの・・!?」

 由記に続いて黎利も驚きの声を上げる。2人の反応を見て、青年が笑みを強める。

「なかなかのものでしょう?あなた方も同じように宝石の中に入れて差し上げますよ。」

 青年が次の標的を由記と黎利に定める。後ずさりをする黎利だが、由記は青年に敵意を向けていた。

「宝石の中に入れる?・・お断りよ・・あなたは私が倒す・・そしてちはやを取り戻す・・・!」

 いきり立った由記の憤慨に呼応するように、彼女の顔にも紋様が走り、その姿を変化させる。男が口にした「フェイト」としての姿に。

「君も僕と同じだったのですね。あなたはどのような固めを持っているのでしょうかね・・」

「ふざけないで・・私をあなたと一緒にしないで・・・自分の気持ちだけで他の人を支配するようなあなたたちと・・・!」

 あくまで微笑み続ける青年に、由記は鋭い眼光を向ける。彼女の手には具現化した長剣が握られていた。

「まぁ、いいでしょう。僕たちの同士を封じ込めるのも一興でしょう・・」

 怪物が新たに宝石を出現させ、由記に向けて掲げる。だがその直後にその宝石が粉々に砕ける。

「これは・・!?」

 この一瞬に青年が眉をひそめる。彼は再び由記へと視線を戻す。

 宝石が砕けたのは彼女の仕業だった。彼女が放った緻密な衝撃波によって、宝石は粉砕されたのだった。

「今の君にはダイヤをも射抜くような殺意に満ち溢れているよ。それもまた美ですか・・」

 青年が淡々と呟いていたとき、由記が眼にも留まらぬ動きで飛び込み、剣で青年の硬い突起物の一部を切り裂いた。この一瞬に、青年からついに笑みも余裕も消えた。

(速い・・僕が見切れないなんて・・・!?)

 青年が由記の動きに驚愕を覚える。

(それに、ダイヤ級の強度を備えている僕の体を切り裂くなんて・・この人の力は・・・!)

「僕への憎しみが、彼女の力を上げている・・・!?」

 青年は振り向き様に鋭い視線を向けてくる由記を見つめて、畏怖して後ずさりする。相手に恐れを悟らせないために、彼は笑みを見せる。

「僕を追い詰めるとはさすがですね・・でも勝敗は別ですよ・・・」

 青年は再び宝石を取り出し、由記に見せ付ける。その中にはちはやの姿があった。

「ちはや・・・!?」

「迂闊に攻撃をすれば、この宝石を壊しかねません。下手に切り裂いてしまえば、彼女は宝石と運命を共にすることになるでしょう。」

 ちはやを人質に取られる形となり、由記は軽はずみな手出しができなくなり、歯がゆさを見せる。

「宝石と美しき女性を重んじているだけに、僕もこのような手は使いたくはなかったですよ。でも全ての美しさを手放すよりはいいでしょう。」

 青年は悠然と振舞って見せ、由記の攻撃を封じようとする。しかし怒りに駆られた彼女に、この行為は逆効果だった。

 ちはやが閉じ込められている宝石を避けながら、由記は青年の胴体を切り裂いた。何が起こったのか、彼は全く理解できないでいた。

「そ、そんな・・・そんな・・・!?」

 青年は愕然となったまま事切れ、砂の像のように崩れてしまった。その最後を、由記は怪物の姿のまま見下ろしていた。

「あなたは心も体も腐ってる・・・美を求めていても、あなた自身はひどく醜い・・・」

 由記は呆然としたまま呟いていた。自分がこのような侮蔑の言葉を口にしていることを、彼女は気付いていなかった。

「由記・・・!」

 そこへ黎利が呼びかけ、由記はようやく我に返る。同時に由記の姿が人間へと戻る。

「由記、大丈夫なの・・・!?」

 黎利が困惑の面持ちで由記に声をかける。由記は体を震わせながら、無意識のまま黎利に寄り添う。

「先輩・・私・・私・・・」

「もう大丈夫だよ・・あなたが・・ちはややみんなを助けたんだから・・・」

 涙を流す由記を、黎利は動揺を抱えたまま励ます。2人の周囲で、宝石に閉じ込められたちはやたちが解放された。

 しかしちはやたちは意識を失ったままで、眼を覚ましたのはしばらくしてからのことだった。

 

 何とか落ち着きを取り戻した由記はちはやを介抱し、近くの公園のベンチで呼び起こした。

「ちはや・・ちはや、しっかりして・・・!」

 由記に呼びかけられて、ちはやがうっすらと眼を開けた。彼女の視界に、沈痛の面持ちを浮かべている由記の顔があった。

「由記・・・?」

「ちはや・・よかった・・・」

 ちはやが眼を覚まして、由記が安堵の笑みをこぼした。

「ここは・・・」

「寮の近くの公園。倒れてたあなたを、私と由記でここまで運んできたってわけ。」

 おぼろげなちはやに答えたのは黎利だった。彼女は由記に代わって、ちはやに事情を説明した。しかし彼女が話したことはほとんどがウソであり、由記を気遣ってのことだった。

「そうですか・・あたしを襲った怪物は、別の怪物がやっつけてったんですね。」

「私と由記も何とか逃げ切れたようで・・アハハ、何だか笑うしかないって感じだわ・・」

 微笑むちはやを前に、黎利は作り笑顔を浮かべるしかなかった。

「あたし・・由記に助けられたって感じがしてる・・・」

「ちはや・・・」

 物悲しく語りかけるちはやに、由記は戸惑いを覚える。そんな由記に、ちはやが涙ながらに寄り添ってきた。

「由記だって辛かったはずなのに、あたし・・あたし・・・!」

「ちはや・・そんな・・・」

「由記、辛いことがあったらあたしに話して!あたし、どんなことでも受け止めるから!」

 ちはやが切実な思いで由記に呼びかける。心も体も打ちひしがれているちはやを見て、由記は彼女の髪を優しく撫でた。

 しかし自分がちはやたちを襲ってきた怪物と同属であることは、由記はちはやには話さないでいた。

 そしてこの事件はまたしても怪奇現象の一種として処理された。ちはやは腑に落ちないでいたが、由記はそのほうがいいと密かに思っていた。

 

 この事件から一夜が明け、街はいつもと変わらない日々を過ごそうとしていた。

 この日、由記はいつものように起床し、ベットにうずくまっているちはやを起こしにやってくる。

「ちはや、朝だよ、起きて。」

「ん〜・・あと5ふん〜・・・」

 笑顔で起こす由記に対し、ちはやが眠そうな反応を見せる。

「ほらほら。いくら朝練がないからって、いつまでも寝ていたら慌てるよ。」

 急かす由記に起こされて、ついにちはやはベットから起き上がった。眠い眼をこすりながら、制服へと着替える。

 朝食のパンを口に運ぶちはやの前でも、由記は普段以上に笑顔を見せていた。その様子が異様に思えながらも、ちはやはパンをほおばった。

 そして食休みもままならない心地で、ちはやは元気を見せている由記に引っ張られながら登校したのだった。

「おや?お二人さん、今日は女子サッカー部の朝練じゃないのにずい分速い足取りだねぇ。」

 正門に差し掛かった由記とちはやに、黎利が気さくに声をかけてきた。

「あっ!先輩、おはようございます!」

 由記が黎利に笑顔を見せて挨拶をする。

「黎利さん、由記、どうしちゃったんですか〜?」

 未だに由記に振り回されながら、ちはやが抗議の声を上げる。その姿を見て黎利が笑みをこぼす。

「アハハハハ。ちはや、ご愁傷様。由記、ほどほどにしておくのよ。」

「ふえ〜・・・」

 とてとてと去っていく黎利。ちはやは泣きたい気持ちで校舎に向かうこととなった。

 その途中、ちはやは校庭に眼を留めた。そんな彼女に気付いて、由記も駆けるのをやめる。

「ちはや、どうしたの?」

 由記がきょとんとしたおももちでちはやに声をかける。ちはやは校庭をじっと見つめている。

 校庭では男子サッカー部の朝練習が行われていた。ちはやが見つめているのは、逆立った茶髪と長身が特徴の男子だった。

 男子サッカー部部長、安藤(あんどう)イブキである。

「イブキ先輩、頑張ってください!」

 ちはやが笑顔で応援をかけると、イブキは笑みだけを彼女に向けて練習に集中した。それを見てちはやが喜びをあらわにする。

「由記、今、イブキ先輩が笑ってくれたよー♪」

「もう、ちはやったら。さっきの眠気はどこにいったの?」

 大喜びのちはやに、由記が半ば呆れた様子で声をかける。そこへ1人の男子が2人に飛び込んできた。

「う、うわっ!」

 後ろから押されて倒れる由記とちはや。痛がりながら、ちはやが振り向く。

「もう、ちゃんと前を見ないと・・・」

 ちはやが注意を促そうとしたとき、飛び込んできた男子は頭を下げてきた。

「すいません!急いでいたもので、ちゃんと前を見ていませんでした!」

「は、はぁ・・・」

 深々と謝罪する男子に、ちはやはかける言葉を見失ってしまった。

「オレ、桐生海(きりゅうかい)って言います。本当に申し訳ありませんでした!」

「はぁ・・あ、あたしは沢北ちはやです・・・」

 活力のある言動の男子、海にちはやは戸惑いを隠せなかった。海は詫びを入れると、そそくさに校舎へ駆け込んでいった。

「桐生海・・男子バスケット部の部長・・・相当の熱血漢だって噂の・・・」

 由記が海に対しての説明を呟く。ちはやは海が去っていったほうをじっと見つめていた。

(おやおや。これはいい感じで波乱が起きそうな気がするわね・・)

 2人の後ろで、黎利が微笑んでいた。

 

 真昼の日差しが差し込む公園の広場。平日であるにも関わらず、そこは何組かのカップルが見られた。

 その和やかな広場の中を歩く2人の少女がいた。1人は背中の辺りまである茶髪の大人びた少女。もう1人は桃色のショートヘアの無邪気な少女。

 姉、夜月美冬(やづきみふゆ)と妹、夜月萌(やづきもえ)である。

「お姉ちゃん、たまにはお姉ちゃんの力、みたいなぁ。」

 萌が美冬に寄り添って声をかける。

「こんなところの真ん中でそういうことをするのは私の趣味ではないのですけどね・・」

「お姉ちゃん、いいでしょう・・?」

「仕方なんですね。私の愛しい妹の頼みですもの・・」

 萌のお願いを聞き入れて、美冬が微笑みかける。意識を集中した美冬の頬に紋様が浮かび、彼女から少し距離を取った萌が満面の笑みを浮かべる。

「さて、久しぶりのショータイムですわ。萌、しっかり見ておきなさい。」

 萌に言いかけながら、美冬は変身を遂げる。怪魚を連想させる姿の怪物で、手には長い柄の槍があった。

 その異様な姿に、周囲にいたカップルたちが恐怖して逃げ出す。美冬は彼らを逃がすつもりはなかった。

「この私の力で、少し早い冬を体感なさい!」

 美冬が笑みを強めて槍を回転させる。周囲に風が巻き起こり徐々に強さと範囲を拡大させていく。

 その旋風には冷気が収束されていて、あらゆるものの温度を一気に低下させてしまう効果があった。その風を受けたカップルたちが、次々と白く凍てついていく。

「どうです、萌?私が生み出す銀世界は、いかがですか?」

「うん。とってもいいよ、お姉ちゃん。心が落ち着くよ。」

 肩の力を抜いた美冬に答えながら、萌が喜びを見せる。そんな妹の反応を見て、美冬も笑みをこぼす。

 2人のいるこの公園は、冷気の旋風によって純白の世界へと変わり果てていた。逃げ惑うカップルたちも、飛び回る小鳥たちも草木も全て凍りついていた。

 その中で、1人の男が彼女たちに向かって歩いてきた。由記に真実を告げた男である。

「お前たち、まさか・・・!?」

 男が美冬と萌を見つけると、眼を見開いて驚愕を見せる。

「私の冷気の中でいられるとは・・あなたも私たちの同属なのですね?」

 美冬が笑みを見せると、右手をかざし、男に向けて冷気を解き放つ。男はとっさに鮫の怪物に変身して、その冷気をかわす。

 だが美冬は男に向けて、持っていた槍を放っていた。槍は男の体を貫いていた。

「一流の私たち姉妹に、あなた程度が敵うはずもないでしょう。」

 美冬が勝ち誇った言葉を男に向ける。

「・・フェ・・フェイト・・・」

 男はか細い声で呟くと、空中で崩壊して消失した。彼が散り際に残した言葉に、美冬と萌が眼を見開いていた。

「フェイトが・・・!?」

 美冬が動揺を感じたまま、人間の姿へと戻る。彼女が振り向いた先の萌も動揺をあらわにしていた。

「お姉ちゃん、フェイトが姿を見せたみたいだよ・・・」

「そのようね・・萌、今までのように遊び目的でいるわけにはいかなくなってしまったようですね・・・」

 戸惑いの言葉をかける萌に、美冬は悠然さのない真剣な面持ちで答える。

「行きましょう、萌・・同士もフェイトのことは気付いているはずだから・・・」

「そうだね、お姉ちゃん。」

 美冬はゆっくりと歩き出し、萌も彼女に続く。運命の介入が、さらなる波紋を生み出そうとしていた。

 

 

次回

第6話「想いの選択」

 

「オレ、ちはやさんのことが好きになりました!」

「も、もしかして告白・・!?」

「ついに、フェイトが現れたか・・・」

「イブキ先輩と海先輩、由記だったらどっちがいい?」

 

 

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