Knight Of Strikers

ACT4「銀装妖精」

 

 

学校の廊下で銀色の鎧を纏い立ち尽くす桜

その姿を見て驚くハイネと楓

「シルバーフェアリーレイピア、参上。」

そう言うと剣を抜くと同時に黒き鎧の女性を切り裂く

それと同時に浄化され倒れ込む女性

その光景を見て驚くハイネ

「…くっ!一斉にかかれ!」

ハイネの言葉と同時に一斉に桜に襲いかかる黒き鎧の女性達

「桜!…エルスハート!セイントフォーム!!!

―OK Wake Up Saint Form On

電子音声と共に白き鎧を纏い剣を抜く楓

それと同時に動く桜

「シルバーアラウンド!」

そう言うと同時に剣を振るうと同時に銀の閃光が広がる

その閃光が当たると同時に浄化される黒き鎧の女性達

その姿に思わず口を開く楓

「凄い。いきなりであそこ迄銀装を使いこなすなんて。」

ある程度浄化させるとハイネを見据える桜

「まだ、やりますか?」

桜の言葉に構えるハイネ

それと同時にハイネの背後から女性の声が聞こえる

「下がりなさいハイネ。彼女の相手は、私がするわ。」

そう言って姿を表す漆黒の鎧を纏った女性

「ハイネ、ここは下がりなさい。貴女のお姉様からの命よ。」

女性の言葉にその場から消え去るハイネ

ハイネが消えたのを確認すると口を開く女性

「…そう。今度は貴女が銀装の力を継いだのね。」

「何者ですか?貴女は。」

桜の問に後から楓が口を開く

「シルヴィー!」

「楓。」

そう言うと漆黒の鎧を解除するシルヴィーと呼ばれた女性

それを見て楓・桜も武装を解く

「間宮さん、いつこちらに?」

「結構前。建前上そっちと戦う事になるかもしれないから、よろしく。」

「えぇ。勿論、本気で。」

桜とシルヴィーの会話に疑問を浮かべる桜

「ごめんごめん。私間宮風濫。別名漆黒の薔薇騎士シルヴィー。

今回は訳有って敵対するけど、本気で行くからね。」

シルヴィーの言葉に口を開く桜

「…はい。解りました。…っと、私、桜。久住桜です。」

「そう。良い名前ね。…楓。アインスに関してだけどその内姿を表すわ。

今は裏でちまちま動いているから。」

「解りました。」

楓の返事を聞くと漆黒の鎧を纏い口を開くシルヴィー

「さて、今日はこのぐらいにしておくわ。挨拶みたいな物だし。それじゃ。」

そう言うとその場から消えるシルヴィー

それを確認して口を開く桜

「楓さん。彼女、間宮さんって、どう言う人なんですか?」

桜の問に口を開く楓

「…そうね。元人間で現魔族。私とルナの戦いの師。

魔族だけど、その心の内に、光を秘めてる。そんな人。」

「そうですか。ありがとうございます。」

 

翌日

 

昼休み

 

屋上

 

いつもと同じく昼休みを屋上で過ごす桜

そんな桜の耳に話声が聞こえてくる

(誰か話してる。向こう。)

心の中でそう言うと静かに階段の有る建物の向こうへと近づく

そして向こうが見えた時に驚く桜

それと同時に音を立ててしまう

「誰だ!」

女性の声と共に桜の前に2人の女性が姿を見せる

一人はハイネ

もう一人は…

「カレン?」

「桜。どうしてここに?」

 

続く

 

次回予告

親友カレンが闇の者だった

傷付く桜にカレンの誘いが伸びる

次回ACT5「闇への誘い・絆」

 

 

 

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