GUNDAM WAR -Encounter of Fate-

PHASE-10「黄金の天使」

 

 

 脅威的な力を発揮したカグツチ。ダークサイド、オーブの全てのMSを戦闘不能に陥らせ、この場の戦闘を止めた。

 しかしダークサイドだけでなく、オーブも甚大な被害を被ってしまった。ガナーザクウォーリアが大破。コックピットにいたエルスティンも傷つき倒れた。

 命に別状はなかったが、まともに戦闘を行える状態でもなかった。クサナギ艦内の休憩室で、彼女は休養を余儀なくされていた。

「エルスちゃん、大丈夫?」

 アリカが心配の面持ちでエルスティンに声をかける。するとエルスティンが笑顔を作って、

「うん、大丈夫だよ。心配しないで。アリカちゃんはアリカちゃんのすることをすればいいんだから。」

「そう・・分かったよ、エルスちゃん・・オーブとクサナギと平和は、私たちが守るから!」

 アリカは笑顔を作って答え、エルスティンに逆に心配されないように努める。

「そう、私は負けない・・・私が負けちゃったら、みんなが苦しい思いをすることになるから・・・」

「アリカちゃん、何か言った?」

「えっ?・・ううん、なんでもないよ。アハハ・・」

 深刻な心境に陥っていたところへ突然エルスティンに声をかけられ、アリカが照れ笑いを見せる。

 彼女は戦いや戦争がどれほど辛いものかを改めて認識し痛感していた。もしも自分がこのまま指をくわえて戦況を見つめていたなら、また誰かが傷つくことになる。

 アリカは新たな決意を秘めて、次の戦いに臨もうとしていた。

「エルスちゃん、ちょっとコーラルのチェックしに行ってくるね。エルスちゃんはゆっくり体を休めてね。」

 アリカはエルスティンに笑顔を見せてから、整備ドックに向かって走り出した。決意と秘めた思いつめた面持ちを見せないようにしながら。

 

 その頃、ナツキは単独でジーザスを外出し、被害を被っているクサナギへと向かった。そしてクサナギが着艦しているオノゴロに到着した彼女の前に、事前に連絡を受けたシズルが出迎えていた。

「すまないな、シズル。まさかお前が出迎えてくるとはな。」

「何言うてはりますの。アンタとうちの仲やないの。」

 ナツキが微笑を浮かべると、シズルが満面の笑みを浮かべて答える。

「ここで立ち話も何やから、中に入ってな。お茶の菓子を用意してるさかい。」

 クサナギに戻ろうとするシズルに、ナツキは少し戸惑う。するとシズルは足を止めて、再び笑顔を見せる。

「アンタの他に、ここに来る人がいますんので。」

 

 クサナギの艦長室に案内されたナツキ。そこでは既に緑茶と和菓子が用意され、さらに先に椅子に座っていた人物がいた。

 整った顔立ちと髪型と体格。クサナギの整備士、カズヤ・バルザースである。

「あ、艦長、お先にいただいています。」

 ナツキとシズルの入室に気付いたカズヤが振り向くと、シズルは微笑む。

「そう張り詰めんといて、気楽にしてくれはりますか。」

「はい。」

 シズルの言葉にカズヤは頷き、ひとまずお茶を口にして小休止する。それを見ながらナツキはシズルに招かれて椅子に座る。

「彼が、来客なのか?」

「彼はうちらの整備士どす。お客はんはそろそろ来るはずやさかい。」

 ナツキが小さく頷きながらカズヤに視線を向ける。なぜか彼は頬を赤らめて、その客が来るのを待っているようだった。

「彼女はこのオーブ軍のパイロットで、カズヤさんのコレどす。」

 シズルが小指を立てて見せると、ナツキも思わず顔を赤らめる。

「みんな知ってはりますよ。カズヤさんと彼女は、“オーブ有力の公認カップル”と言われてはりますから。」

 平然と答えてみせるシズルに、ナツキはただただ唖然となる。しかし気持ちを切り替えて真剣な面持ちに戻る。

「ところで、私に話と何だ?まさかオーブのパイロットの無事帰還を、オーブでない私に祝ってほしいというわけではないのだろう?」

「できれば祝ってほしい思うてはりますけど。本題はそれやあらしまへん。」

 シズルは淡々と答え、お茶を口にする。

「とりあえず、話は彼女が来てからにしましょうか。」

 シズルに促されて、ナツキも渋々待つことにした。そして数分後、艦長室にユキノから連絡が入ってきた。

“艦長、アカネ・ソワール大尉が到着いたしました。直ちにそちらに向かわせます。”

「あんじょうおおきに、ユキノさん。」

 ユキノからの連絡に微笑んで答えるシズル。彼女の横でナツキが眉をひそめていた。

「アカネ・ソワール・・バルザース隊で活躍していたあのアカネのことか・・」

「はい。クサナギが苦戦しとるいう報告を受けて、こっちに戻ってくるって言ってきはりまして。」

 シズルの答えを受けて、ナツキがしばし考え込む。

 アカネ・ソワール。エレメンタルガンダム、ハリーのパイロットである彼女は、一時的に就いていたオーブ軍バルザース隊で活躍していた。ハリーの性能や機動性もさることながら、的確な操縦を行う彼女の技量も、オーブ軍の中では折り紙付きと評されている。

 そんな彼女にはもうひとつ、オーブ内で大きく噂されていることがあった。それがカズヤとの恋仲である。2人が同じ部隊にいたとき、休憩などでよく一緒にいるところを目撃されているのだ。

 その噂を、2人は不快に思ってはいない。気にせずに2人の時間を過ごしていた。

 しばらく待っていると、艦長室の扉がノックされる。

「どうぞ。」

「失礼します。」

 シズルが答えると、扉はゆっくりと開かれた。そしてショートヘアの少女が微笑みながら入ってきた。

「お疲れ様でした、アカネさん。お待ちしてはりました。」

「お久しぶりです、シズル艦長。アカネ・ソワール、ただ今到着いたしました。」

 微笑むシズルに向けて、アカネが敬礼を送る。

「そんな堅苦しくせんといて。どうぞ席についてくれやす。」

「はい。失礼いたします。」

 アカネが小さく一礼してから、カズヤの隣の席に座る。互いが顔を見合わせると、2人は頬を赤らめて見つめ合う。

(2人が相当の恋仲だというのは本当らしいな。)

 2人の姿を見て、ナツキが胸中で微笑んでいた。

「では本題に入りましょうか。ナツキ、ジーザスの白いエレメンタルガンダム、あれについて教えてもらえませんでしょうか?」

 シズルがナツキに対して問いかけ、アカネもカズヤもナツキに視線を向ける。ナツキはしばし沈黙してから口を開く。

「本来なら、他国に自軍の情報を漏らすことは禁止されていることだが、実際、私も詳しく知っているわけではない。私自身、アイツがなぜ突然あんな動きをしたのか分からないんだ・・」

「アイツ・・あの機体のパイロットですか?」

「あぁ。いったいなぜあんな力を発揮したのか・・・」

 シズルの言葉を聞き入れながら、ナツキは話を続ける。2人ともマイが引き起こした衝動に対して疑念を抱いていた。

「もしかして、それは“バーサーク”現象ではないでしょうか?」

「バーサーク?」

 アカネの言葉にナツキが眉をひそめる。

「人は追い込まれると、五感が研ぎ澄まされるって聞いたことがあります。そのパイロットも、追い込まれて感覚が最大限に高まったのではないでしょうか・・?」

 アカネの戸惑い気味の説明に、他の3人も息をのむ。

 彼女が述べた衝動は、生きとし生けるもの全てが本能的に引き起こしうると立証されている。専門家たちはこの衝動を狂戦士からあやかって、「バーサーク」と称するようになった。

(なるほど・・マイが無意識にバーサークを発動して、あの脅威的な力を発揮したのか・・・)

 胸中で納得するナツキ。マイの脅威的な潜在能力を感じて、彼女は無意識のうちに畏怖を覚えていた。

 

 オーブやクサナギで噂されていることは本当だった。艦長室から出てしばらく歩くと、アカネとカズヤが見つめ合っていた。そしてじゃれあい、愛情を満面に振りまいていた。

「やれやれ。見てるこっちが恥ずかしくなってくる・・・」

 ナツキがため息混じりに2人の様子を見つめてから、クサナギから立ち去ろうとする。すると彼女の姿に気付いたアカネが駆け寄ってきた。

「ナツキさん、今日はありがとうございました。」

「礼ならいい。これから私はジーザスに戻る。そしてマイにも・・・あ・・・」

 思わず口を滑らせてしまい、唖然となるナツキ。しかしアカネは喜びをあらわにしていた。

「マイ・・もしかしてマイちゃん・・マイ・エルスターのことですか?」

「あ・・あぁ・・その通りだが・・知り合いなのか?」

「はい。少し前にマイちゃんと同じレストランで働いていたことがあって・・」

 アカネが少し照れながら答えると、ナツキは小さく笑みをこぼした。

「話す機会があったら、お前のことを話しておこう。アカネ・ソワールがクサナギに来ていると。」

「お姉様!」

 そこへニナが笑みを浮かべながら駆け込んできた。

「ニナ・・」

「ナツキお姉様・・ここに来ていたんですか。」

 ニナが歓喜の笑みを浮かべてナツキを見つめる。

 ニナはナツキの風貌と戦いに魅力を感じている。そのためナツキのことを「お姉様」と呼んで慕っている。

「先ほどはすまなかったな、ニナ。お前たちにまで危害を加えることになってしまって・・」

「いいんです。お姉様にはお姉様の考えや立場があるんですから。多少食い違いがあるのは仕方がないことなんです。」

 すまなそうに言葉をかけるナツキに、ニナは首を横に振って弁解する。

「そう割り切れたら、どんなに気が楽になるだろうか・・・」

 そう告げて、ナツキは微笑を浮かべたまま歩き出す。ニナも笑みを崩さずに、立ち去っていく彼女を見送った。

 

 オーブ攻撃に向けて出撃準備を行っていたシアーズの軍隊。アリッサとミユが、シアーズ旗艦「エクリプスワン」の前に立った。

「出発予定時刻まであと5分。オーブ到着まで26分37秒を要します。」

 ミユが計算で導き出した予測データに、アリッサが小さく微笑む。

 そこへ1人の兵士が慌しく2里の前に駆け込んできた。

「アリッサ様、大変でございます!シホ・ユイットの姿がありません!」

 焦りを見せる兵士の報告だが、ミユもアリッサも平然としていた。ミユが耳元に手を添え、レーダーを働かせてシホの行方を追う。

 彼女はシアーズがアリッサ護身のために生み出したアンドロイドで、体内にはあらゆる装備や武器が内蔵されている。彼女は今、シアーズ全域に置いてレーダーを展開し、シホの反応を探査していた。

「シホ・ユイットは、このシアーズの領土内にはいない模様です。」

「そうですか・・でも構いません。彼女がいなくても、私たちが勝利することに変わりません。そうですね、ミユ?」

「はい。シホが戦列から外れても私たちが勝利する確立は、95.973%です。支障はありません。」

 そしてアリッサは残ったクルーたちに指示を送り、シホを残してエクリプスワンがオーブに向けて発進した。

 

 脅威的な力を発揮し、その反動なのか、体力を浪費してしまったマイ。眼を覚まし医務室を出ると、彼女はすぐにユウと対面する。

「ユウ、昨日は大変だったね・・」

「あぁ・・けどお前、すっごい大活躍してたじゃないか。」

「え?あ、うん・・でも、どう戦ったのか覚えてなくて・・・」

「・・・覚えてないのか・・・?」

 マイの言葉にユウが眉をひそめる。マイも戸惑い気味に小さく頷く。

「・・とりあえず、外に出るか・・風に当たりてぇし・・」

「そうね・・体は休めたと思うけど、もう少し気持ちも休めたいし・・」

 ユウの誘いを、マイは快く受けることにした。

 

 ひとまずジーザスの外に出たマイとユウ。外は夕暮れ時で、涼しい風が山のほうから流れてきていた。

「風が涼しくなってきたな。やっぱ夜になると冷えるな。」

 ユウがぶっきらぼうな態度で、気を紛らわせるような言葉を口にする。

「あたし、タクミやみんなを守りたいと思ったの・・」

 そこへマイが物悲しい笑みを浮かべて語りかける。

「あのとき、もしもあたしが負けたら、みんな苦しい思いをすることになる。そう思って負けられないって感じたら、何かが破裂するような気分になったら、意識がなくなって・・・」

「ふーん。無我夢中だったわけか。そういうのもアリか。」

 マイの言葉にぶっきらぼうな態度を見せながらしばし考えるユウ。

「そういえば、アンタにも妹がいるって言ってたよね?」

「ん?あぁ、いるけど?」

「どこにいるのか、探しに行こうとは思わないの?」

 沈痛の面持ちで訊ねるマイに、ユウは憮然とした態度を見せる。

「探したくないとは思ってないさ。妹だからな。けど、意味もなくジタバタしてても始まんねぇし、いつかまたどっかで会えるだろう。」

「けっこう気楽だね、アンタ。」

「そうだな。こうでもなんないと、何もやってらんねぇからな。」

 ユウの考えを理解して、マイは思わず笑みをこぼしていた。彼女の反応にユウは憮然とした面持ちを浮かべていた。

 そのとき、ユウの顔が次第に強張っていく。その様子を不審に思い、マイは彼が見つめているほうへと振り向く。

 そこには片方2本ずつのピンクの4本テールをした少女が立っていた。彼女は動揺しているユウを見て、笑みを強めていく。

「やっと見つけた・・ここにいたんだね、お兄ちゃん。」

「お兄ちゃん・・・!?」

 少女が口にした言葉にマイが動揺を覚え、ユウに視線を向ける。

「シホ・・シホなのか・・・!?」

 ユウは依然として困惑したままである。

 少女の名はシホ・ユイット。戦争の最中に離れ離れになっていたユウの妹である。

「会いたかった・・会いたかったよ、お兄ちゃん!」

 シホが眼に大粒の涙を浮かべ、ユウに抱きついた。ユウは困惑したまま、シホの体を受け止める。

「お兄ちゃん、ホントに会いたかったよ!シホ、ずっとお兄ちゃんを探してたんだから・・・!」

「噂をすれば何とやらだな。丁度お前のことを話してたんだよ。」

「シホのことを?」

 シホがオウム返しに答えると、ふと戸惑いを見せているマイに振り向く。するとマイが笑みを見せて、

「あ、あたし、ジーザスのパイロットになった、マイ・エルスター。よろしくね、シホちゃん。」

 マイが優しく声をかける。しかしシホの表情が一瞬曇ったようにマイは見えた。

「初めまして。私はユウ・ザ・バーチカルの妹で、シホ・ユイットです。よろしくね。」

 シホは自己紹介をして一礼し、さらにマイに向けてウィンクしてみせる。

「ところでシホ、その服・・ライトサイドの軍服じゃないな・・・」

 ユウが突然、シホの着ている服を指摘する。私服ではなく軍服のようだったが、星光軍のものではない。

「あ、これ?シホは実は、シアーズってところの軍隊に入ったんだよ。」

「シアーズ?」

 シホの言葉にユウとマイが眉をひそめる。シホがユウからひとまず離れて、軍服を見せるように振舞ってみせる。

「ライトサイドやダークサイドに代わって、この世界を平和へと導く新国家、シアーズのパイロットになりました。」

 この言葉にマイとユウは息をのむ。世界に宣戦布告しようとしていた新たな勢力シアーズの一員として、シホが2人の前に姿を現したのだった。

 

 アリカは整備ドックにて、イリーナとともにコーラルのシステムチェックをしていた。普段は自分の機体の整備を整備士任せにしていた彼女だが、今回はいつになく真剣な取り組みをしていた。

「アリカちゃん、今日は張り切ってるね。いつもは整備とか自分でしないのに。」

「うん。今度はちゃんとやらないと、またあの白い機体に全部持っていかれて立場なくなっちゃうから。」

 イリーナの声に答えながら、アリカが機体のチェックを行う。そこへハルカが現れ、顔を出してきた。

「アリカ、いつになく張り切ってるわね。」

「あ、ハルカさん。今度は負けないように頑張りますので。」

 微笑むハルカに気付き、アリカが満面の笑みを見せる。

「その意気よ!ライトサイドやダークサイドに負けないようにしなくてはいけないわ!この前のようにいかないよう、汚名挽回よ!」

「そうですね。汚名挽回・・・ん?汚名挽回?汚名返上?」

 ハルカに同意して意気込みを見せるアリカだが、唐突に疑問符を浮かべて首をかしげる。

「汚名返上だよ、ハルカ少佐。」

 そこへユキノが顔を見せ、ハルカの間違いを指摘する。

「あ、ユキノさんも・・・あれ?汚名挽回?名誉返上?ん?ん?」

 彼女の指摘を耳にしながらも、アリカの疑問がさらに深まるばかりだった。

“オーブ全国民、及びオーブ軍に申し上げます。”

 そのとき、整備ドックに聞き慣れない声が響き渡ってきた。このクサナギへの通信が、艦内に伝わってきていたのだ。

“私はシアーズ王国王女、アリッサ・シアーズです。オーブ旗艦、クサナギに通達します。私たちシアーズは、あなた方に宣戦布告を申し上げます。”

 通信の相手、アリッサの言葉にクサナギ全クルーが息をのむ。

“ライトサイドとダークサイドの対立によって引き起こされた戦争。それらは未だに人々を苦しめ、悲しみを増していく一方にあります。私たちは彼らに取って代わり、この世界を導く所存です。新たなる黄金の時代を迎えるべく、偽りの平和を振りかざすオーブを攻撃し、私たちの脅威を世界の人々に焼き付けると考えています。”

「ええっ!?オーブに宣戦布告!?」

 アリッサの言葉にアリカが驚きの声を上げる。

“これより後、シアーズはクサナギに向けて砲撃を開始します。オーブ軍のみなさん、迎撃に備えることを勧めます。”

 アリッサはこの言葉を最後に通信を終える。クサナギは重苦しい空気と沈黙に包まれていた。

「シアーズ・・聞き慣れない名前ね・・いいわ。世界の平和のため、ハルカアミテージが相手をしてやるわ!」

「ちょっとハルカちゃん・・・」

 シアーズからの挑戦状を真っ向から受けようとするハルカ。彼女をなだめようとしているユキノ。

 光と闇の戦いに新たな脅威が加わり、中立を理念としているオーブにその矛先を向けようとしていた。

 

 

次回予告

 

シアーズからの挑戦状に、オーブはただならぬ緊張感に包まれていた。

新たなるエレメンタルガンダムに、完全と立ちはだかるアリカとコーラル。

彼女の胸に秘めた思い。

その心が解き放たれる。

 

次回・「戦線への介入」

 

黄金の時代へ、飛び上がれ、エクリプスワン!

 

 

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