GUNDAM WAR

-Destiny of Shinn-

PHASE-49「シン」

 

 

 インパルスとミネルバの戦いに割って入ってきたのは、イザークたちジュール隊だった。

「ジュール隊長・・これはどういうことですか?」

 驚きを感じていたタリアが、冷静さを取り戻してからイザークを問い詰めた。

「ミネルバ、オレたちはデュランダル議長とデスティニープランに断固反対する意思を固めた。オレたちに同行している隊のヤツらも同じ考えだ。」

 イザークがタリアたちに向けて、自分たちの意思を告げた。

「インパルスのパイロット、ここからはオレたちも加勢するぞ!」

「ジュール隊長・・よろしいのですか、こんなことをして!?・・あなた方まで裏切り者と見なされて・・・!」

 イザークが続けて呼びかけて、ルナマリアが動揺を覚える。

「議長は世界の賛同を得ずに、力による強行でプランの実行を進めている。世界に反逆している者は貴様や我々ではなく、議長とその賛同者のほうだ!」

 イザークが自分たちの判断とギルバートへの反感を口にした。デスティニープランへの不満を抱えながらも耐え忍んでいたイザークたちだが、ついに我慢の限界を迎えていた。

「ありがとうございます、ジュール隊長・・しかし、エネルギー切れで動けない状態なんです・・!」

 感謝するルナマリアが現状を告げる。

「おいおい・・ボルテールはデュートリオンビームを出せないぞ・・!」

「分かっている!オレたちはミネルバをインパルスから引き離す!」

 ディアッカが焦りを噛みしめて、イザークが言い返す。

「艦長、ジュール隊が我々の妨害を・・!」

 アーサーが慌ててタリアに声を上げる。

(ジュール隊長も隊員たちも、自分の意思で決断して行動しているのね・・・ううん。私がこの道を選んだのも、私の意思・・)

 自分を含めたみんなのそれぞれの決断に、タリアは心を動かされそうになっていた。

(ギルバート、私たちは自分の心を封じ込めることはできないのよ。私たちは心のある人間。心を封じて、生きていくことはできないのよ・・)

 ギルバートの平和への手段が間違っていることを、タリアは改めて認識した。

 

 イザークたちがルナマリアたちに加勢していることに、メサイアにいた兵士とオペレーターたちは驚きを感じていた。

「まさか、ジュール隊がここで離反するとは・・!」

「アークエンジェルとの交戦でも、彼らは本格的に戦いに参加してはいなかった・・!」

「そのときから我々への反旗を企んでいたのでは・・!?

 兵士たちがイザークたちに対して、様々な思惑を覚えて動揺する。

「うろたえることはない。ジュール隊も処罰の対象とする。ミネルバと他の部隊にも通達。」

「り、了解!」

 ギルバートが冷静に指示を出し、オペレーターが答えて指令を伝達する。

(デスティニープランは人類存亡を賭けた防衛策。それに反したところで、敵と認識されて排除されることになるのは、もはや周知の認識だ。それでもこのような愚を犯すとは・・)

 イザークたちの行為にも落胆を覚えるギルバート。

(世界は我々が正しく導く。これは支配でも征服でもない。世界の本来あるべき形で、皆もこの形に満足することになるのだから・・)

 自分の目指す理想に間違いはないと、ギルバートは確信していた。

「レジェンドとデスティニーの様子は?」

「現在も交戦中。拮抗状態が続いています。」

 ギルバートがシンたちのことを聞いて、オペレーターが報告する。

(シンはやはり強かった・・その力がこれからの世界に活かされたら、完全だったというのに・・)

 シンを失うことの懸念を感じながらも、ギルバートは冷徹に徹した。

「ジェネシスのエネルギーチャージは完了しているか?」

「既に完了しています。」

 ギルバートがジェネシスについて問いかけ、オペレーターが答えた。

「目標はデスティニー。射程範囲に入ったら、レイに知らせろ。」

「了解。」

 ギルバートの指示にオペレーターが答えた。彼らのいるメサイアが移動を始めた。

 

 レジェンドのドラグーンから放たれるビームを、デスティニーは素早くかいくぐっていく。レジェンドは徐々にデスティニーの動きを包囲しつつあった。

「逃がしはしない・・デスティニーでも、全てをかわすことはできない・・!」

 レイがデスティニーの動きをうかがいながら、ドラグーンを操作していく。ドラグーンのビームが、デスティニーの胴体をかすめるようになってきた。

(やられてたまるか・・ルナとステラが、オレのことを待ってるんだ・・・!)

 シンがルナマリアたちのことを想い、生き延びる決意を強めていく。

(レイ、どうしてもオレを討とうとするなら・・オレがお前を討つ!)

 激情を募らせたシンの中で何かが弾けた。彼の感覚が研ぎ澄まされ、デスティニーの動きがより速くより正確になった。

(キラ・ヤマトやアスランのような覚醒・・オーブ領海で連合と戦ったときから、お前もするようになったな、シン・・!)

 レイがこれまでの戦いやシンの戦い方を思い出していく。

(しかしオレも負けるわけにはいかない・・お前が抜け、オレが倒れるようなことになれば、ギルと世界を守る者が誰もいなくなってしまう・・・!)

 自分の譲れないものを確かめて、レイが目つきを鋭くする。

(ギルの理想を守るため、シン、お前はオレが討つ・・!)

 シンを倒すことへの躊躇を振り切ったレイ。

 レジェンドがドラグーンからのビームを放つが、シンは正確にビームの軌道を読んで、デスティニーが残像を伴った動きでかいくぐる。

(目に見えるものだけを頼らない。レーダーの反応も捉えれば、デスティニーの動きは予測できる・・!)

 レイはレーダーでのデスティニーの動きにも注意する。レジェンドがビームライフルを構えて、ドラグーンと併せた射撃を仕掛ける。

「レイ、オレはお前を倒してでも、自分で自分の生き方を決める!」

 シンが自分の意思を貫こうとして、デスティニーがレジェンドに向かっていく。

「近づけさせない・・!」

 レイがデスティニーの動きを見据えて、レジェンドが前方にドラグーンを動かす。

 シンがレジェンドとドラグーンの動きと射撃を捉える。デスティニーがスピードを落とさずに、レジェンドの後ろを取ろうとする。

 レイがデスティニーの動きを読んで、レジェンドがドラグーンを操作する。接近を阻まれるデスティニーだが、それでもレジェンドに近づこうと旋回していく。

(ドラグーンを1つずつ潰すしかない・・!)

 シンが思い立ち、デスティニーが左手でビームライフルを持った。シンが感覚を鋭くして、デスティニーが正確にビームライフルを発射した。

 デスティニーのビームが、ドラグーンを1つずつ撃ち抜いて破壊していく。

(叩かれる前に、レジェンドがデスティニーを叩く・・!)

 レイが打開の糸口を見出して、レジェンドがデスティニーを追っていく。レジェンドがビームライフルとドラグーンを同時に発射して、デスティニーの左足を撃ち抜いた。

「くっ!」

 デスティニーが損傷して、シンが毒づく。デスティニーが直後にビームライフルを発射して、レジェンドのライフルを撃ち抜いて破壊した。

「シン・・オレを討ってまで、己の意思を貫こうとするか・・やはりお前は、アスランやキラ・ヤマトと同じだ・・!」

 レイがシンに鋭い視線を向けて、強く非難する。

「オレはアイツらとは違う・・自己満足のために世界を引っ掻き回して、悲劇を広げるマネはしない!」

 シンが思いを込めて、レイに言い返す。

「お前たちは議長の理想を拒否した。それだけでお前たちは平穏を乱している・・!」

「そうやって、お前も議長も、自分たちが出した生き方を誰かに押し付けて、ホントに満足なのか!?

「絶対の平和だから、それを苦にする理由は何もない・・!」

 シンが問い詰めても、レイは考えを変えない。

「レイは命が短いと言って、それでも生きていくって決めた・・押し付けられていた悪い運命に抗おうとしたんだろ!」

 シンがレイに向かって思いを言い放つ。

「お前だって、誰かに一方的に決められたり押し付けられたりする辛さがどういうものなのか、よく分かってるはずだ!」

「それでも、2度と争いを起こさせないために、デスティニープランは実行されなければならない・・!」

 シンの説得をレイが振り切り、レジェンドが残りのドラグーンを動かす。デスティニーが高速でドラグーンのビームをかいくぐる。

(そこまで議長のために戦おうとするなら、オレはお前を討つことを迷わない・・・!)

 シンがさらに感覚を研ぎ澄ませて、デスティニーがアロンダイトを構えて、レジェンドに向かって加速する。

「近づけさせない・・!」

 レイも感覚を研ぎ澄ませて、レジェンドが前方にドラグーンを集めて、一斉にビームを放つ。デスティニーは防御ではなく、左手のパルマフィオキーナでビームを打ち消してきた。

「あくまで攻撃的か、シン・・!」

 レイがシンのデスティニーを迎え撃とうとする。レジェンドのドラグーンのうちの2基が左右に回って、デスティニーへ横から射撃をする。

 デスティニーがさらに加速して前進することで、ドラグーンのビームを回避した。

「レイ、オレがお前たちを止める!」

 シンが言い放ち、デスティニーがアロンダイトを振りかざす。レジェンドが回避が間に合わず、アロンダイトに左腕と左足を切り裂かれた。

 レイが毒づき、レジェンドがデファイアントを手にして振りかざして、デスティニーを引き離す。

 デスティニーが再び加速して、レジェンド目がけてアロンダイトを振り下ろす。レジェンドがデファイアントを振り上げるが、アロンダイトに刀身を切り裂かれた。

 その一瞬をレイが狙い、レジェンドがドラグーンをデスティニーの後ろに忍ばせ、ビームを発射した。

「ぐっ!」

 デスティニーが左肩を撃たれ、シンが衝撃に揺さぶられる。

「レイ・・オレがお前を止める・・オレの大事な仲間だから!」

 シンが声を振り絞り、デスティニーがアロンダイトを振りかざした。アロンダイトが残りのドラグーンを破壊して、レジェンドの胴体を切りつけた。

「ぐあぁっ!」

 コックピットにも爆発が起こり、レイが苦痛に襲われる。

「まだだ・・たとえ、刺し違えることになっても、オレはお前を・・・!」

 レイが声と力を振り絞り、レジェンドがデスティニーと組み付いた。

「デュランダル議長、シンに攻撃を!」

「何っ!?

 レイがギルバートに呼びかけて、シンが緊迫を覚える。メサイアにあるジェネシスがチャージを完了させて、デスティニーに狙いを定めていた。

 

 メサイアのギルバートとオペレーターたちは、デスティニーとレジェンドの位置を把握していた。

「レジェンドがデスティニーを押さえていますが・・いかがいたしますか・・・?」

 オペレーターの1人がギルバートからの指示を待つ。

「レイ、合図とともにその場を離れろ。その瞬間に我々がシンを討つ。」

“了解・・合図とともに離脱します・・・!”

 ギルバートが指示を出し、レイが答える。レジェンドがデスティニーを逃がさないように停滞させる。

(たとえここから逃げ切っても、あのジェネシスがあれば狙い撃ちされることになる・・!)

 自分とルナマリア、ステラを守るためには、ジェネシスを破壊する以外にない。シンがそう思い、デスティニーがレジェンド目がけて左手を突き出した。

 パルマフィオキーナを回避しようとするレイ。レジェンドがデファイアントを振りかざして、デスティニーの左腕を切り裂いた。

 その瞬間、デスティニーが右手を突き出してパルマフィオキーナでレジェンドを突き飛ばした。

「ぐぅっ!」

 レジェンドが揺さぶられて、レイがうめく。レジェンドを引き離したデスティニーが、ジェネシスに向かって加速していく。

「撃たれる前に止める!」

「発射しろ・・近づく前にシンを落とせ・・!」

 声を振り絞るシンと、指示を出すギルバート。ジェネシスがデスティニーを狙って発射されようとしていた。

 その瞬間、デスティニーが持っていたアロンダイトを投げつけた。アロンダイトは発射寸前のジェネシスの発射口に突き刺さった。

 ジェネシスは発射される前に爆発を起こし、発射が不可能となった。

「エネルギー回路に異常!ジェネシス、発射できません!」

 オペレーターが慌ただしく状況を報告する。

「バカな・・!?

 打つ手を叩かれたことに、ギルバートが驚愕する。

「ギル!・・・シン・・よくも・・よくもギルを!」

 レイが激高して、レジェンドがデスティニーに向かって突っ込む。

「せめてお前だけでも討つ・・ギルに逆らうなら、せめてここで落とす・・オレの手で・・!」

「そのお前を、オレが止める!」

 声を振り絞るレイに、シンが言い放つ。デスティニーが右手を突き出して、パルマフィオキーナでレジェンドを引き離す。

「レイ・・オレたちは行く・・オレたちの意思で、これからを生きていく・・戦いを仕掛ける相手と戦ってでも・・・!」

 シンが自分の意思をレイに告げて、デスティニーがレジェンドから離れていく。

「ま、待て・・シン・・・!」

 レイが声と力を振り絞るが、レジェンドは損傷が大きくなり、デスティニーを追うことができなくなっていた。

 

 イザークたちの妨害にあい、ミネルバはインパルスを追跡できなくなっていた。しかしインパルスもフェイスシフトが解けて、スピードを上げることはできなかった。

「エネルギーが足りない・・ここから逃げ切れても、大気圏を突破することがなおさらできない・・・!」

 焦りと危機感を募らせていくルナマリア。

「ルナ・・・」

 ステラが不安を抱えながら、ルナマリアを見つめる。

「大丈夫よ、ステラ・・私たちは生きて地球に行くし、シンも私たちに追いついてくるわ・・」

「シン・・・うん・・・」

 ルナマリアが言いかけて、ステラが微笑んで頷いた。彼女を安心させようと、ルナマリアは必死だった。

「タンホイザー起動・・ジュール隊を一掃します・・・!」

 タリアが声を振り絞るように指示を出す。

「艦長、ジュール隊を討つのですか・・・!?

「彼らも今は敵になっているわ・・退けなければ、シンたちに逃げられる・・・!」

 声を荒げるアーサーに、タリアが覚悟を決めて告げる。

「できません・・お姉ちゃんを・・これ以上攻撃するなんて・・・!」

 メイリンが辛さをあらわにして、攻撃をためらう。彼女は姉であるルナマリアを攻撃することに、これ以上参加できなかった。

「戦えないのならじっとしていなさい・・私はザフトとして、その任務を全うするわ・・・!」

 タリアがメイリンを咎めて、戦闘に集中する。

「タンホイザー、発射準備、完了しました・・!」

 別のオペレーターがタリアに報告をする。

「目標、ボルテール・・タンホイザー、ってぇ!」

 タリアが号令を出して、タンホイザーからボルテールに向けて光線が発射されようとした。

 そのとき、飛び込んできたビームがタンホイザーを貫いた。

「うっ!・・これは・・!?

 攻撃を受けた衝撃に揺さぶられてうめくタリア。彼女とメイリンたちがビームの飛んできた方向を確かめようとレーダーを注視する。

 ビームを撃ってきたのは、駆けつけてきたデスティニーだった。デスティニーがビーム砲を発射して、タンホイザーを撃ったのである。

「シン!・・レイは、やられたっていうのか!?

 アーサーがデスティニーを見て、驚きを隠せなくなる。

「グラディス艦長・・オレたちは行きます・・決められたことしかできない世界から・・・!」

 シンはタリアたちに告げて、デスティニーがインパルスを追って動き出す。

(シン・・あなたたちは、ギルバートの世界から出ると決めたのね・・あなたたち自身の意思で・・・)

 シンたちの旅立ちを実感して、タリアは心の中で胸をなで下ろしていた。

「艦長、デスティニーを追わないのですか・・!?

「今のミネルバの状態では追いつけないわ・・追いつけたとしても、返り討ちされるのは確実よ・・・!」

 アーサーが問いかけるが、タリアはシンたちを追うのを断念した。

「レジェンドを回収してプラントに戻ります・・ジュール隊はこれ以上の戦闘継続をしない限り、攻撃はしないように・・」

「グラディス艦長・・・了解しました・・!」

 タリアの指示に答えて、アーサーが敬礼をした。ミネルバはメサイアの近くにいるレジェンドのほうへ向かった。

「隊長、ミネルバが・・デスティニーたちが・・・!」

「どっちも放っておけ・・今はデュランダル議長へ真意を問いただすのが先だ・・・!」

 ボルテールから声がかかると、イザークが指示を出す。

「全機帰艦後、ボルテールはメサイアへ向かう!」

「了解、隊長。」

 イザークが続けて呼びかけて、ディアッカが気さくに答える。グフたちが帰艦し、ボルテールがメサイアへ向かった。

 

 ゆっくりと地球へ向かっていたインパルスに、デスティニーが追いついた。

「ルナ、ステラ、大丈夫か!?

「シン!・・ステラとルナ、大丈夫・・!」

 シンが呼びかけて、ステラが微笑んで答えた。

「でも、インパルスのエネルギーが・・・!」

「デスティニーからデュートリオンビームを送る!それでエネルギーが回復するはずだ!」

 ルナマリアがインパルスを気にして、シンが呼びかける。

「ありがとう、シン・・お願い・・・!」

 ルナマリアが感謝して、シンが頷いた。デスティニーの額からデュートリオンビームが放たれ、インパルスのエネルギーを回復させた。

「問題は、今のデスティニーとインパルスの状態だ・・万全の状態だったら問題なかったが・・今のデスティニーは・・・」

 シンが自分たちの満身創痍を危惧する。レジェンドとの交戦で、デスティニーは損傷を被っていた。

「ミネルバにもプラントにも戻れない・・このまま突っ切るしかない・・・!」

「でも、そんなことをしたらデスティニーが・・!」

 覚悟を決めるシンに、ルナマリアが心配の声を上げる。

「このまま宇宙を漂っていても、オレたちの身が持たない・・厳しいが、やるしかない・・!」

「それじゃデスティニーが・・!」

「オレが必ず突破する・・デスティニーの力で、ルナとステラを守りながら・・・!」

 困惑するルナマリアだが、シンの意思は変わらない。

「ありがとう、シン・・でも私とインパルスも、可能の限り突破に力を入れるから・・!」

 ルナマリアがシンの意思を受け入れながらも、自分も全力を尽くす決意をした。

「分かった・・行くよ、ルナ、ステラ・・!」

 シンが頷いて、デスティニーがインパルスを連れて、大気圏に向かっていった。

 

 

次回予告

 

定められた世界と、自ら選択する世界。

どちらが本当の平和と呼べるのか?

未だに答えが確立しない中、シンは自分の戦いの道を進む。

大切な人、大切なものを守るために。

 

次回・「果てなき運命」

 

自らの未来、切り開け、デスティニー!

 

 

作品集

 

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