Angel’s Knight 第2章
ACT6「聖光と漆黒」

 

 

約束の期日の夕方

 

羽咲中央公園中央広場

 

そこにはセシリアを始め、セレナ・シルヴィー・リヴァにミスティアの姿が有った

その中で口を開くセシリア

「さぁ、約束の時間よ。行くわよ。」

セシリアの言葉に頷く一同

 

SKA前

 

門の前迄来ると口を開くセシリア

「…誰も居ないわね。」

セシリアのその言葉に口を開くシルヴィー

「セシリア様、気を付けて下さい。誰か、居ます。」

シルヴィーの言葉に姿を表す2人の女性

「フィーアです。」

「アインスよ。これより先に行きたければ私達を倒してからにしなさい。」

アインスの言葉に口を開くリヴァ

「セシリア様。あの2人は私が引き受けますのでセシリア様はお先に。」

そう言うと漆黒の槍を構えるリヴァ

「任せたわよ、リヴァ。」

その言葉と聞くとアインスとフィーアに対し突っ込むリヴァ

槍を振るうと攻撃を避けるアインスとフィーア

その隙をついて先へと急ぐセシリア達

セシリア達を見送ると口を開くアインス

「フィーア、彼女の相手は私がするわ。フィーアは打ち合わせ通りに。」

アインスの言葉に頷くとその場から去っていくフィーア

フィーアを見送ると口を開くアインス

「さてと、本気(マジ)で殺し(やり)あいましょう。」

そう言うと左右に剣を持つアインス

 

1階廊下

 

セシリア達が入ると、待っていたかのように女性が一人、立ちすくんでいた

セシリア達を確認すると口を開く女性

「待っていましたよ。SKAが一人水代楓。私がお相手致します。ハーティングフォ

レスト!起動!」

―OK、MasterWake Up

「モードセイバー!!!

Saver Mode―

そこまで終わると魔術法衣を纏い、剣を持つ楓の姿がそこには有った

それを見て口を開くミスティア

「黒き双剣ミスティア。汝のお相手を致します。」

そう言うと双剣を手にするミスティア

「セシリア様はお先に。」

そう言うと同時に駆け出すミスティアと楓

そのまま剣を交わすミスティアと楓

「セシリア様、早く!」

ミスティアの言葉にミスティアと楓の横を通りぬけていくセシリア達

それを見送ると間を空けるミスティアと楓

 

SKA中庭

 

中庭に出てきたセシリア・シルヴィー・セレナ

当たりを見回すセシリア達

ふと女性の声が聞こえる

「お待ちしておりましたよ、漆黒の姫君セシリア。」

そう言うと姿を現す銀装を纏った青葉と、

氷装を纏った雪と、紫亜にセイバー

それを見て口を開くセシリア

「シルヴィー、セレナ。」

セシリアの言葉と同時に剣を抜くシルヴィーとエクスレンスを構えるセレナ

「セレナ、セイバーは私に任せて貰って良い?」

「私一人で3人相手にするの?」

セレナの問いに頷くシルヴィー

「むぅ。仕方ないな〜。…エクスレンス!」

セレナの言葉と同時に杖から多数の球体が現れる

それを横目で見て口を開くシルヴィー

「さて、騎士王。貴女の相手は私よ。エスキス、カートリッジロード。」

そう言うと剣から排莢される

「セレナ、行くよ。」

「解き放つ閃光の射手(レクシテント・ハーティス)!!!

セレナのその言葉と共に射出される多数の球体

それと同時にセイバーに向かい駆け出すシルヴィー

魔術砲弾に対し魔術障壁を張る青葉

シルヴィーの突っ込みに対し剣を構えるセイバー

漆黒を剣に纏いて剣を振るうシルヴィー

それを受け止めるセイバー

それを確認して口を開くシルヴィー

「流石剣のサーヴァントの名を持つだけ有るわね。けど。」

そう言うとセイバーごと剣を弾くシルヴィー

「まだまだ甘い!!!

Dark Slash―

シルヴィーの言葉に合わせて電子音声を発するエスキス

それと同時に剣を振るうと漆黒の衝撃波がセイバーへと向かう

その衝撃波を一閃で消し去るセイバー

それを見て口を開くシルヴィー

「へぇ、中々ね。そんじゃ、本気で行きますか。ルーティア起動!モードセイバー!

Wake Up Saver Mode―

電子音声と共にシルヴィーの左手に剣状態のルーティアが握られる

「さぁ、止めてみなさい。エスキス、カートリッジロード!ルーティア、魔力装填。

シルヴィーの言葉と同時に排莢するエスキスと

Magic Load―

電子音声を発するルーティア

それと同時に2振りの剣に漆黒の気が纏われる

「本気で来なさい、セイバー。そうじゃないと、止められないわよ。」

シルヴィーの言葉に間を開け剣を後ろに下げるセイバー

それと同時にセイバーの剣から光と風が発せられる

「…行くわよ。」

そう言うと同時に剣を振り下ろすシルヴィーとセイバー

―双黒衝牙―

―約束された勝利の剣―エクスカリバー―

黒と白の気が衝突し合う

そのまま均衡し拡散する

それと同時に間を詰めるシルヴィーとセイバー

そのまま鍔迫り合いに入る2人

「少し分が悪いかな?」

そう言うとセイバーを弾くシルヴィー

「セレナ!変えるわよ。エスキス!」

シルヴィーの言葉に排莢するエスキス

それを確認して後退するセレナ

それと同時にエスキスを振るい漆黒の衝撃波を放つシルヴィー

それを避ける雪・青葉・紫亜

「ひゅ〜、怖い怖い。雪!セイバー!アーチャー!仕掛けるよ!!!

青葉の言葉に詠唱を始める雪

それと同時にシルヴィーに突っ込むセイバー

その後ろで投影を始めるアーチャー

一方青葉は銀槍を構える

剣一本で二本のシルヴィーを圧倒するセイバー

「セイバーさん、避けて!アインスランサード!!!

雪の言葉と同時にシルヴィーから離れるセイバー

それと同時にシルヴィーの周りに氷の槍が地面から現れる

無数の氷のやりを避け槍の先端に立つシルヴィー

ふと視界にアーチャーが居ない事に気付くシルヴィー

(アーチャーが居ない。何処に!)

―約束された―エクス

ふと何処からか声が聞こえる

シルヴィーの視界の中にはセイバーの姿が確認出来る

「くっ、エスキス、カートリッジロード!」

シルヴィーの言葉に排莢するエスキス

その直後シルヴィーの背後にカリバーンを持ちて現れるアーチャー

―勝利の剣―カリバー

アーチャーの一撃をエスキスで防ぐシルヴィー

「ルーティア、魔力装填!」

Magic Load―

アーチャーの一撃を止めながらルーティアに魔力が集まる

それを見て口を開く雪

「紫亜!避けて!」

「遅い!黒衝牙!!!

そう言うと同時にルーティアを突き出す

間一髪で避けるアーチャー

その直後シルヴィーの足場の氷槍が崩れる

その下には氷槍を斬ったセイバーが居た

「中々やるわね。」

そう言うと崩れている氷槍の一部を足場に飛び立つシルヴィー

その直後無数の魔術砲弾が氷槍を貫く

咄嗟に青葉の前に立ち魔術障壁を展開するアーチャー

セイバーは対魔Aのスキルで無効化し、雪は魔術障壁を張って防御した

一方シルヴィーはそのままセレナの側に降り立つ

「セレナ、ありがとう。」

「こっちこそだよ。」

そう言うと再び構えるセレナとシルヴィー

構えると口を開くシルヴィー

「セレナ、これ以上長引かせてもいけないから、一気にカタを付けるわよ。」

「うん。」

シルヴィーの言葉に元気良く返事をするセレナ

それを見て口を開く青葉

「大きいのが来るわよ。」

そう言うと迎撃態勢をとる青葉達

 

続く

 

次回予告

終わりが近づくセレナ・シルヴィーとの戦い

別の場所でもそれぞれの戦いが展開されていた

次回ACT7「光と闇の戦い」

 

 

 

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