魔法少女リリカルなのはSchlüssel
オリジナルキャラクター紹介
神楽ユウキ（１７）
美由希の小学校時代の友人で、剣道部所属。ドイツでの留学を終えて海鳴市に帰ってきた。翠屋でのバイト経験あり。
気さくな性格の持ち主で、何事にも前向きに接しようとするが、大切なものを守るために感情的になることもある。
鍵の形をしたペンダントを常備しているが、それが今回の事件のカギとなる。
三種の神器
ミッドチルダとベルカが二分化される以前に生み出された伝説の３機のデバイス。
かつて世界を破滅へと導こうとした魔女を封じ込めるために使われたのがこの３機。
ミッドチルダ式のオールラウンド性と、ベルカ式の攻撃性とカートリッジシステムを兼ね備えているが、機によってどちらの魔法体系の性能を強く表しているかは異なっている。
これらのデバイスの正式なマスターとして認知された者は、魔法における潜在能力の有無、強弱に関わらず、その者に膨大な魔力を備える「魔法大覚醒」の効果があることが最大の特徴である。
魔法大覚醒
魔法を扱えない者が何らかの形で膨大な魔力を発動させる現象。三種の神器の最大の特徴である。
しかしその膨大な魔力を扱えず、融合デバイスの使用に見られる外見の変化や、魔力に振り回される形での混乱状態に陥るケースも少なくない。
シェリッシェル
三種の神器の１機。「鍵」を表すデバイスでありながら、光刃を出現させて剣の形状へと姿を変える。
鍵の形状のスタンバイフォームから、基本形態のセイバーフォーム、遠距離砲撃型のブラストフォーム、防御力強化型のシールドフォームへと形状を変える。
セイバーフォームは基本的に柄の先端の発射口から光刃を出現させて剣として扱う形状だが、使用者の意思で光刃の形状や長さを自在に変化させることが可能。
ブラストフォームは基本的に魔法弾や魔法砲撃を行う形状で、標的をロックして砲撃の範囲を絞り込むことも可能。
シールドフォームは防御魔法に特化した形状で、治療や魔力の回復、供給もこの形態で行う。
京野仁美（１４）
中学２年。ラクロス部所属。旅好きで冒険家の父親を持つ。
自分に自信を持てない一面を持っている。事情によって彼女の自宅にユウキは同居しているが、彼をよき相談相手にしている。
三種の神器の門番であるフォルファとの出会いが、彼女の運命を大きく変えていく。
クライムパーピル
三種の神器の１機。「紅い瞳」の名を持ち、ミッドチルダ式の特徴を強く備えている。
指輪の形状のスタンバイモードから、基本形態のマイティモード、近距離型のウェポンモード、遠距離型のスパークモードへと変形する。
魔力の許容量は三種の神器の中でずば抜けている。
フォルファ
三種の神器、およびその保管庫の門番を務めている一族の１人で、「地獄の番犬」の異名を持つ。
異世界に散らばってしまった三種の神器の回収のため保管庫を飛び出したところ、仁美と出会う。
人間ではあるが、銀の狼へと変身することができ、さらには白い子犬フォームへと形態を変化できる。格闘技や雷の魔法に長けており、魔力を拳に乗せて叩き込む戦法を多用する。
三種の神器の拡散に対する強い責任感から、自分の力だけで神器の回収を試みるあまり、アルフやザフィーラと対峙することとなる。
京野庵（１７）
ユウキの幼馴染であり、仁美の兄である。数年前に自分探しのために２人に別れを告げ、家を出ている。
クリンシェン
三種の神器の１機。「邪なる剣」の意味を持ち、ベルカ式の特徴を強く備えている。
本来、近距離、対人戦闘に特化しているアームドデバイスであるが、このデバイスは近距離だけでなく、遠距離攻撃も威力を発揮する。
基本形態の剣の形状のクリンゲフォルムをはじめ、盾のシルドフォルム、槍のシュタンゲフォルム、砲撃用のゲヴェーアフォルム、斧のアクストフォルムへの変形を行える。
藤村大河
ユウキのクラスの担任で、英語担当、剣道部顧問である。愛称として「藤ねぇ」と呼ばれているが、「タイガー」と呼ばれることを極端に嫌っている。
仁美やはやての心配をしてか、京野家に勝手に住み込んでしまう。学校に近いからという理由も、同居の理由に含まれている。
剣道の腕は五段だが、道場に非常勤で指導しているシグナムには敵わず、挑んではよく返り討ちにされている。
シルヴィア・クリストファ（１３）
時空管理局に勤める少女で、新しくアースラに搭乗することとなった。
主に雑用を続けているが、いつも失敗を繰り返しており、アースラ内でもクロノやエイミィに呆れられる始末である。
クリスレイサー・ソリッド
クリスレイサーが自ら望んでベルカ式カートリッジシステム「CVK792-R」を装備したインテリジェントデバイス。
従来のスタンダードモード、ランチャーモード、ブレイドモードの他、フルドライブモードとしてアクセルフォームのバージョンアップ版である「ソリッドフォーム」を備えている。
ソリッドフォームから発動されるソリッドアクションは、アクセルフォームでの時間制限を解消、以前以上の高速化に成功しているものの、魔力、体力の消費が激しく、長時間の使用は危険である。
また、フルドライブモードのもうひとつの形態として、超遠距離型のスマッシャーモードへの変形も可能。
シャイニングソウル
アンナが新たに開発した、デッドリーソウルをベースにしたインテリジェントデバイス。
時間凍結の効果は解消された代わりに、ベルカ式カートリッジシステム「CVK792-A」搭載による膨大な魔力総量と上位の治癒魔法を得ている。
戦法は遠距離からの砲撃主体。ワンダーフォーム、バスターフォーム、スピアフォームの他、フルドライブモードのシャイニングフォームを備えている。
シャイニングフォームは、収集・圧縮した魔力を多種多様の砲撃に展開することが可能。
ヘクセス
かつて全世界の崩壊を目論んだ魔女。三種の神器の力によって１度は次元の暗黒へ封印された。
だが長い年月を経て現代に復活を果たし、再び世界を崩壊するために活動を起こす。
リンカーコアを奪い取り込むことで、魔力総量を上昇させることができる。彼女によってリンカーコアを奪われたものは魔力を失い、石化してしまう。