魔法戦記エメラルえりなResonance
用語集
グラン式
ミッドチルダ式とベルカ式の特徴を兼ね備えている魔法体系。その起源となっているのは、その2つの魔法体系へ二分化される以前に開発された「三種の神器」ではなく、カートリッジシステムを組み込んだインテリジェントデバイスである。
使い手の魔力を一点集中させて、魔法の威力を爆発的に高める「ドライブチャージシステム」を搭載している。
オールラウンドデバイス
グラン式に代表されるデバイス。通常は箱と鍵の状態であるが、箱にある鍵穴に鍵を差し込み回すことで、杖や剣といった武具に形を変える。その形状はデバイスに記憶されているデータや使い手のイメージによって異なってくる。
鍵を箱に差し込んだ際、鍵を手にしていた人物をデバイスがマスターとして認識するため、魔力のある人物なら誰でも使うことができる。
デバイス起動中に使い手がロックを命じておけば、その人以外にそのデバイスを使用することができなくなり、箱に鍵を差し込んだときにエラーが表示され、鍵を回せなくなる。
ブレイドデバイス
攻撃や対人戦闘に重点がおかれているグラン式デバイスで、ベルカ式に近い特徴を備えている。様々な形状に変化するオールラウンドデバイスと違い、形状が剣、あるいはそれに極力近いものに限定されている。
戦闘用が目的として開発されているため、使用者も希少である。
三種の神器
ミッドチルダとベルカが二分化される以前に生み出された伝説の3機のデバイス。
ミッドチルダ式のオールラウンド性と、ベルカ式の攻撃性とカートリッジシステムを兼ね備えているが、機によってどちらの魔法体系の性能を強く表しているかは異なっている。
これらのデバイスの正式なマスターとして認知された者は、魔法における潜在能力の有無、強弱に関わらず、その者に膨大な魔力を備える「魔法大覚醒」の効果があることが最大の特徴である。
精神リンク
対象の人物にある情報(記憶、魔法資質など)に介入すること。情報への攻撃も可能だが、対象の人物に阻害される確率が高いため、情報を自分に繁栄させるために行う場合が多い。
デルタ
ユウキが新設した特別捜査部隊。時空管理局の正式部隊の手の回らない事件や任務を請け負っている、管理局各部隊と大きく異なった、管理局局長直属の独立独歩の部隊である。
そのメンバーは管理局局員の中でも選りすぐりの精鋭ばかりで、入隊は厳しいものとされている。
後見人は表向きには局長となっているが、実際の後見はリーザ、リンディ、クロノ、カリムが行っている。
デルタに所属していない局員や部隊との共同任務を行うことも少なくない。
ジェネシス
戦闘機人の新シリーズ。従来の戦闘機人や人造魔導師が所有していなかった戦闘能力と特殊能力を有しているとされている。
ジュンがジェネシス・サン、マコトがジェネシス・ムーン、レイがジェネシス・アースとして改造されている。
イース
地球ともミッドチルダとも違う異次元空間に存在する惑星。
元々は平穏で自然、文明、科学に満ちあふれた惑星だったが、3年前に時空管理局の一部の過激派に突然の攻撃を受けて崩壊寸前の星となってしまった。そのため、住民の多くはミッドチルダを恨んでいる。
ミッドチルダへの復讐と、惑星復興に向けての地球侵攻を目的として、選りすぐりの攻撃兵団が出撃する。
一部の住民は特異能力「シンギュラーシステム」を備えている。
シンギュラーシステム
イースの住民のみが備えている特異能力。戦闘能力の向上や対象の変質など、様々な効果をもたらしている。
ただし能力の強大さゆえに、制御できなかったり大きな負担を抱えたりするリスクが発生するものもある。
アクレイム
イースの第一級次元航行艦。