Blood 用語集

Blood（ブラッド）

　ディアスの中でも最高位の能力を備えた吸血鬼。眼の色が昼間は紅く、夜は蒼くなる特徴を持っている。体内の血を媒体にして、様々な能力を使うことができる。

ディアス

　悪魔種族。人々が「悪魔」と呼称しているものがほとんどで、ブラッドはその最高位の能力を備えている。

S-Blood

　愛情や決意などの強い思いを抱いたブラッドが覚醒するブラッドの進化系。その力を解放しているときは、常に髪の色が白く瞳も紅くなる。

　能力はブラッドを凌駕し、時間の流れの束縛からも逸脱できるほど。また媒体となる血の消費量も極端に軽減される。

ディアボロス

　ディアスの神。その能力はディアスだけでなく、ブラッド内においても最強と恐れられていた。史上最初のＳブラッドであり、不死の体と命を宿しているという噂まで流れたが、突如忽然と姿を消した。自らその命を絶ったという死亡説もあるが、その詳細は不明。

GLORY

　対ブラッド用に訓練された特殊部隊。ブラッド撃退の功績が高い。

ブラッド・テクノロジー

　ブラッドの能力を科学的に分析、解明した結果、生み出された技術。破邪の剣はその最高峰に当たる。

破邪の剣

　ブラッド・テクノロジーを結集させて作られた武器。専用の携帯電話をセットすることで、使用者の精神力を糧にして様々な効果を発揮する。携帯電話は専用の充電器、太陽のソーラーエネルギーで充電でき、またスティックにセットした状態なら、使用者の精神力からでも蓄電できる。

　しかしその膨大なエネルギーと反動から、普通の人間にはまず扱うことができない。

時間凍結

　主に時間の流れさえ操るＳブラッドが扱う能力。相手、あるいはその周囲の時間を停止してしまう。停止された人物は、その止まった時間の中で永久に生き続けるしかなく、Ｓブラッドの力でしか解くことができない。

直死の魔眼

　「死」の概念を線や点で見ることのできる特異能力。その線や点を切ったり突いたりすると、その対象の存在に死を与えることができる。Ｓブラッドも一時的ではあるが使用することができる。

ポテンシャル・ドレイン

　ランティス・シュナイダーが使うＳブラッドの力を駆使した能力。輝きをまとった視線を向けた相手の能力を全て奪い取る。能力を奪われた人は、石化したように固まってしまう。

吸血衝動

　血を欲する本能的な感情が引き起こす症状。強烈な嗚咽に襲われ、最悪の場合、見境なく人の首筋に噛み付こうとする。主にブラッドや吸血鬼が、血が足りなくなったときによく引き起こしている。普通の人間にも起こる場合があるが、それはごくまれである。

呪いの眼

　異質の力が宿っている眼。片目、あるいは両目に力が宿っており、その眼で見つめたものは何らかの効果が及ぶ。ブラッドとしての力ではないが、その効果は強力で、常に発動されている状態にある。